こんにちは、長塚電話工業所の佐藤です。
今回は、弊社にて取り扱っている録音ソリューション関連の販売代理店契約を結んでいる「VoiceCyber Technology」社とのオフラインミートアップにて、
ご紹介いただいた新製品を一部共有させていただきます。
まだ正確な製品名が確定していない程の新鮮さです。下記に概要を記載します。
何をしてくれるモノ?
電話機自体が録音を行います。その後、Wi-Fiを使用して子機を接続したサーバーに音声ファイルを転送し、一括管理を行うというものです。
主なユースケース
上位のPBXや回線環境が影響するなどして通話録音に録音ボードが必要な場合、
録音ソリューション自体の導入に莫大なコストが掛かります。
多くの実績を誇るAI-Logix社の通話録音専用ボードを弊社でも採用することがありますが、
どうしても高額になってしまうという課題がありました。
通話録音をしたいけど、ボードが必要な環境。でもコストは掛けられない、といったマニアックな需要にお応えするソリューションです。
実物はこんな感じ
電話機側
こちらが録音自体を行う電話機です。至って普通。
ちょっと見た目がゴツい印象を受ける程度でしょうか。
録音データ受信側
こちらが録音データを受信する端末です。
一括管理を行うサーバーにLAN接続する想定のようです。
電話機と無線接続するため、アンテナがあるのが特徴的ですね。
仕様
Wi-Fi規格を使用することもあり、録音規模自体はあまり大きくできないようで、
現実的に子機1台に対して電話機10台程が推奨とのことです。
子機を増やすことで、録音可能な電話機も比例して増やせるらしいのですが、
同じフロアにどの程度共存できるかは今後詳しく検証していくとのことです。
価格など
さて気になる価格なのですが…現在はVCT社側でも決めかねている状況とのことです。
情報が入り次第、更新いたします。
とはいえ、録音ボードを導入するより遥かに安くなることは確かでしょう。
それでは、今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!